石川祐希、高橋藍ら温存の日本代表 ポーランドに完敗…選考かかるチームに石川主将「消極的になっていたのは事実」
◆バレーボール ▽ネーションズリーグ男子福岡大会 ポーランド 3(25―17、25―15、25―20)0 日本(7日、北九州市西日本総合展示場) ホームでの1次リーグ第2週で、パリ五輪の出場権を既に持つ日本は昨年大会覇者のポーランドに0―3で黒星。第1週のブラジル大会から、通算2敗目(5勝)を喫した。 この日、日本は、石川祐希主将や高橋藍らの主軸を温存。アウトサイドヒッターの大塚達宣がチームトップタイの10得点など気を吐いたが、石川主将は、チーム全体として「消極的になってたのは事実」と振り返った。この日のメンバーは五輪のメンバー争いもかかっており「選考がかかっているので、そっちのプレッシャー、プラスポーランドに攻撃されると言うプレッシャーも感じながらだったと思う。難しいのは間違いない」と石川主将。その中でも「その状況でも自分のプレーをやらないといけないし、アグレッシブに戦えるように。そういった所では、いい経験になった」と前向きに捉えた。 セレクションがかかる中でも「まずはチームが大事」と、石川主将は強調する。8日に控えるは世界ランク5位のスロベニア戦だ。石川は「選考がかかっているところも含め、僕が言わなくてもそれぞれ反省すると思う。今は、明日に向けて」と引き締め直した。
報知新聞社