八戸市初のカキの養殖試験 稚貝を沖出し 1年~1年半後に出荷へ
青森朝日放送
「つくり育てる漁業」に向け、八戸市で初めて行われているカキの養殖試験。カキの稚貝が沖合に運ばれ、養殖設備に移し替えられました。 6日に徳島県から入荷し、養殖用のバスケットに入れられ海中に仮置きされていたおよそ3千個のカキの稚貝。 10日は、稚貝を沿岸から1キロから2キロほど離れた沖合に運び、養殖設備に設置する作業が行われました。 【八戸市水産事務所 茨島隆所長】 「順調に成長をしていけば、1年から1年半後に出荷できると考えております」 「八戸のカキとして、ブランド化が進んでいけば良いなと思っております」 カキの養殖試験は、八戸市の水産業の復興に向け、八戸みなと漁協と市川漁協の2つの漁協が取り組んでいます。