「私も叩いてほしい」酒に酔ってトラブルになった女性からの求めに応じ 頬をたたくなどした警部補を書類送検 秋田県警
ABS秋田放送
今年5月、県南部の警察署に勤務する40代の男性警察官が酒に酔ってトラブルになった男女を制止しようと際、2人の頭などをたたく暴行を加えたとして書類送検されていたことが分かりました。 また、50代の男性警察官は部下にパワハラをしたとして本部長注意を受けています。 県警察本部によりますと県南部の警察署に勤務する40代の男性警部補は5月下旬、深夜に酒に酔ってトラブルになった男女を制止しようとした際、男性の頭や女性の頬を叩くなどしました。 女性からの相談を受けた警察が調べを進め、先月19日付で男性警部補を特別公務員暴行陵虐の疑いで書類送検しました。 調べに対し男性警部補は、「女性から『私も叩いてほしい』と言われその場をいさめるつもりでやってしまった」と説明しているということです。 また、県警察本部に勤務する50代の男性警視はことし5月ごろ、職場で複数の部下の職員に対し自尊心を傷つけるような言動をしました。 10月下旬に職員から別の上司に相談がありその後の調査でパワハラと認定されています。男性警視は本部長注意の処分を受けています。