「すいか」にはアンチエイジング成分が入ってる⁉ 「老化を防ぐ」注目の成分とそのヒミツとは?【シトルリン】
◆ 2 ◆ NO(一酸化窒素)の産生にはシトルリンが必要 前述したシトルリンのさまざまな働きには、NOが関係しています。NOとは一酸化窒素のことで、血管の老化予防に役立つ物質です。このNOの産生に必要なため、アンチエイジングにはシトルリンの摂取が推奨されています。 また、アルギニンもNOの産生に関与しているため、いっしょに摂るといいでしょう。
シトルリンの効果的な摂取方法
シトルリンの摂取量の目安は、1日800mgほどです。 以下では、食事やサプリメントからシトルリンを効果的に摂取する方法をご紹介します。 ◆ 1 ◆ 食べ物から摂取する シトルリンは、すいかやきゅうり、メロンなどのウリ科の植物に多く含まれています。 とくに、すいかは1切れに約160mgと、ダントツにシトルリンの含有量が多い食材です。 しかし、1日の目安量である800mgを食事のみで毎日摂るのは難しいため、サプリメントも活用しましょう。 ◆ 2 ◆ サプリメントから摂取する シトルリンのサプリメントは、主に血行促進や筋肉増強、疲労回復、活力アップなどを目的として販売されています。 からだ全体のアンチエイジング効果を期待するなら、アルギニンや亜鉛、マカなどがいっしょに配合されているものがおすすめです。 美容に特化する場合、抗酸化作用をもつビタミンCやビタミンEなどのビタミン類と組み合わせてもいいでしょう。 摂取のタイミングは、運動の1時間前や就寝前が適しています。 ▶つづきの【後編】を読む▶ 体の内側からアンチエイジング! シトルリンと同じように、アンチエイジングに役立つ漢方薬にはどのようなものがあるのでしょうか?
あんしん漢方 登録販売者 円山真由佳