60代夫婦のキャンピングカー選び

　年金暮らしの60代夫婦が出会った掘り出し物のキャンピングカーが、YouTubeで紹介されています。動画は記事執筆時点で5万3000回視聴を突破、「快適な旅ができそうな予感」「私も欲しくなってしまいました」といった声が寄せられています。 【画像】とんでもない掘り出し物 　投稿者はYouTubeチャンネル「磨論(まろん)チャンネル」のパパさん＆ママさん。愛犬のまろんちゃんとともに、車中泊旅やオートキャンプを楽しんでいます。 　これまでは3年ほど前に購入したキャンピングカーFOCS luz（NV200バネットベース）に乗っていたのですが、年齢のことなどもあり買い替えを検討。キャンピングカーフェスで出会ったAtoZさんのキャブコンALPHA H（バネットベース）に心ひかれました。 　しかし、新車に欲しいオプションを全て付けたら800万円を超えてしまうということで購入を断念。その後、中古車に切り替えて探していたのですが、見つけた車にはエアコンが付いておらず、後付けも難しいということで計画が中断した形になっていました。 　ところがAtoZさんから「1台見て頂きたい車がある」との連絡があり、店舗に向かうことになりました。 　紹介してもらった車は5年落ちの新車というレア物（ベース車が2019年製未登録車）。試作用にストックしてあった車で、シェル（居住スペース）部分には、最新の設備が付いているということです。 　2人がキャンピングカー選びのポイントとしているのは「室内に立てること」「クーラーが付いていること」「マルチルーム（トイレなどを設置するスペース）があること」の3点。この車は全ての条件をクリアしています。 　キャンピングカーフェスでじっくり見ているので、この車に詳しい2人。キッチンや冷蔵庫、収納は以前見たものと同じです。新しい車のバンク部（運転席の上にあるスペース）は以前見たものより広くなるタイプ。マックスファン（屋根に取り付ける換気扇）は付いていませんが、後からの工事で付けられることを確認しました。 　その後、店内で詳しく話を聞き、価格を出してもらってびっくり。2人が買えるくらいの設定だったのです。 　車に戻って、感想を言い合う2人。基本的な条件は満たしており、その他の要望もクリアできそうな感じです。とはいえ、キャンピングカーは大きな買い物。今回は保留にしておき、今の車の査定を待って検討することになりました。 　掘り出し物の車は魅力的ですが、迷う気持ちにも共感してしまう今回の動画。コメント欄には「悩んで正解だと思います」「新古車や中古車はタイミングですよね」「それだけ気になるなら、買いでは」「いい掘り出し物がありましたね」といった声が寄せられています。 　別の日の投稿では、今の車が納車された時の様子や、キャンピングカーフェスの2人、掘り出し物の車のその後などを見ることができます。