ダービー連覇に挑む峰竜太（撮影・木村　揚輔）　

　ボートレース戸田のSG「第71回ボートレースダービー」は27日、第12Rで優勝戦が行われる。 　準優勝戦12Rを逃げ快勝した峰竜太の出足は万全。スタートも6号艇、大外発進だった2日目9Rこそコンマ35と遅れたが、それ以外の6走は全て10以内。スローの仕掛けはバッチリ。苦手水面の戸田もほぼ攻略した。87、88年の今村豊（引退）以来となるダービー連覇へ、誰も寄せつけない速攻でぶっちぎる。 　桐生は捲り、捲り差しの2段構え。地元戸田の実績、うまさは誰にも負けない。毒島は3月の当地クラシックVと同じ2号艇。パワーは出色だが、静水面だと差し切りまではどうか。カド戦の関も連下なら狙える。 　＜1＞峰竜太　出足が一番いい。伸びは自分よりいい人もいるけど遜色ない。バランスも取れている。ペラの状態をキープしたい。 　＜2＞毒島誠　少しズレていた。ターン出口で引きずる感じがあった。でも試運転はかなり良かった。合えば全部上位。微調整。準優のスタートは完璧だった。 　＜3＞桐生順平　調整を少し外していたが、グリップが良かったので勝てた。伸び切れば変わらない。伸びるまでは関君が良さそう。 　＜4＞関浩哉　少し回り過ぎていたが、出足が仕上がっていたので競り勝てた。カカリも良くてレースがしやすい。リズムが凄くいい。 　＜5＞佐藤翼　2コース向きの調整をした。前を向いてから押していた。出足と乗り心地は凄くいいですね。 　＜6＞馬場貴也　初日の良かったターン回りはないが、気象条件的に最善は尽くせた。道中勝負ができる足にしたい。自然体で行く。