さらっと羽織ってサマになる。防風性や撥水性も万全な高機能シェルアウター5選
3. 高コスパのシェルアウターを狙うなら、この米国ブランドが一番手
L.L.Bean(エル・エル・ビーン) 「メンズ トレイル・モデル・レイン・ジャケット」(1万6500円) リーズナブルな価格で買える上質なシェルアウターを探しているなら、米国アウトドア界のガリバー・エル・エル・ビーンにお任せ! 中でも狙い目は1万円台で入手できる「メンズ トレイル・モデル・レイン・ジャケット」は、ブランドの定番レインジャケットをベースにした注目モデル。 ラミネート構造をリニューアルしつつ、裏側には防水透湿素材を接着することで、機能性と丈夫さ、着心地の快適さの向上が図られています。 ディテールの完成度もさすがのひと言。3カ所でフィット調節が可能なフードや左胸&両サイドのジップポケット、雨の浸入を防ぐようサイズ調節ができる袖口&裾など、アウトドアフィールドでも心強い仕上がりに。 ほかにも、洗濯機に対応していたり、本体のポケットに収納できたりと、デイリーユースしやすい点も買いの決め手です。
4. ポケット大充実。“着るフィッシングギア”というべき洗練シェルアウター
DAIWA LIFESTYLE(ダイワライフスタイル) 「122 シェルパーカ」(5万600円) 都会派アウトドアウェアの新星として熱視線を集めるマルチフィールドラインのシェルアウター。肩から腕にかけてアーチ状につなげることで、フィッシングの際に腕や肩の動きを妨げにくいという、特徴的なパターンを採用しています。 表地にはコットンライクな風合いの撥水ナイロンが、裏地には透湿素材が使用されるなど機能性も抜かりありません。 ブランドのアイコンでもある極細コンシールファスナーがあしらわれたポケットは表裏で計7カ所。特にフロントの両脇に配された大型ポケットはハンドウォーマーの役割を果たすほか、ルアーケースやキャンプギア、地図といった道具の収納に便利です。 ほかにもアクセスしやすい右裾のスマホ用ポケット、左右の腕に配された小物用のポケットなど抜群の収納力を誇ります。
5. デザインも機能性も都市生活者の“ちょうど良い”を追求
WILD THINGS(ワイルドシングス) 「ソフトシェルエクステンドパーカー」(3万9600円) 米国ノースコンウェイで誕生した本格アウトドアブランドが、“日常に必要な機能”にフォーカスしてデザインしたシェルアウター。 表地には撥水性と透湿性を持たせつつ、軽量性を重視したハイテク素材・ミノテックを使用。裏地は保温性と通気性をあわせ持つオクタメッシュ。これは断面が中空になった多機能繊維によって中綿と裏地が一体化されたコンフォート素材です。 デイリーユースがコンセプトだけあってデザインもスタイリッシュ。どこかミリタリーな雰囲気漂うシンプルなデザインのパーカは、シックなオリーブグリーンも手伝って、合わせるスタイリングを選びません。 収納力にも優れ、身頃に6、右袖に1、裏側に1と合計8個のポケットを装備。手ぶらで外出したい都市生活者にとってうれしい仕様です。 「本格的なダウンジャケットもいいけれど、自分にとっては、暖かさや機能性が少々オーバースペックなんだよな…」シェルアウターは、そんな人にストライクなアウターといえるでしょう。 なにせ薄くて軽いから、着心地や持ち運びが楽ちん。それにアウトドア系のブランドが作るものなら、雨や風もしっかり防げるし、レイヤードで保温性もカバーできる、とくれば、冬のメインアウターとしての活躍も十分期待できます。 もちろん、春や秋のアウターとしても使えるとくれば、汎用性の高さはいうことなし。冬のワードローブに加えておきたい優秀アウターです。
<文/押条良太 メイン写真/五十嵐 真>