「富」と「経済的幸福」への道をパーフェクトに示した、12のシンプルスケッチ(海外)
NYTのカール・リチャーズ氏は、お金についてやるべきことと実際の行動を12のシンプルなスケッチで描いている。 【全画像をみる】「富」と「経済的幸福」への道をパーフェクトに示した、12のシンプルスケッチ リチャーズ氏は、行動改善がいかに資産目標達成に重要かを強調した。 投資をする際は、市場タイミングを計るよりも正しい態度を維持する方が大事だ。 ニューヨーク・タイムズ紙のコラムニスト、 作家、ファイナンシャル・プランナーのカール・リチャーズ氏は、自身が「行動ギャップ」と呼ぶ、お金についてやるべきことと実際の行動とのギャップを分析し明らかにすることで名を上げた人物だ。週次のニュースレター発行に加えて、X(旧Twitter)で積極的に発言し金融アドバイスを提供している。 Compound interest is:short-term-boring BUT long-term-exciting. — Carl Richards (@behaviorgap) July 20, 2019 複利は:短期的には退屈だしかし長期的に刺激的な結果をもたらす リチャーズ氏は、富と幸福についての知恵を12のスケッチに要約し、「行動ギャップの12日」で読者に提供した。同氏の許可を得てここに紹介する。 初稿は2014年12月にBusiness Insiderに掲載されたものである。 「自分がコントロールできることは限られている」とリチャーズ氏は言う。大事なことすべてに力が及ぶわけではない。自分がコントロールできる大事なことにこそ、力を注ぐべきだ。 出所: Behavior Gap 最高の投資先を教えるのはアドバイザーの仕事だ。「真のアドバイザーとは、あなたが大きな過ちを犯さないよう盾となる者だ」と以下のスケッチと共にリチャード氏はツイートした。 出所: Behavior Gap 「数字に納得して決断した後でも、お金に伴う複雑な感情と折り合いをつけなければならない」と自身のウェブサイトに書いている。最善の資産戦略は、通常かなりシンプルだ。 出所: Behavior Gap 金融システムの仕組み上、たとえすばらしい決断を下したとしても、期待するリターンが得られないことがある。 出所: Behavior Gap 投資がいかに複雑になろうとも、行動の方が、市場タイミングを計るよりも重要だ。 出所: Behavior Gap ポートフォリオ設計は重要なことの1つだ。「十分練られたポートフォリオこそ、優れた投資結果と失望を分かつ要因だ」とリチャーズ氏は2013年にタイムズ紙に書いた。以下のように、各構成要素が1つの一貫したポートフォリオを構築すべきだ。 出所: The New York Times 例えば、適切な資産分散とは、単にある資産クラスのなかで複数の種類を保有することではない。分散とは、互いに著しく異なる投資商品を保有することだ。 出所: Behavior Gap 資産目標への道は一直線でなくてもかまわない。 出所: Behavior Gap 他人の価値観に気を取られず、自分の資産目標達成に注力している限り、必ず目標に辿り着けるだろう。 出所: Behavior Gap よくある市場サイクルにはまるのではなく…… 出所: Behavior Gap ……うまくいっていることを繰り返そう。 出所: Behavior Gap うまくいく秘訣は、正しい姿勢を維持することだ。お金だけでなく、自分を幸福にしてくれる、人生で出会う人々への感謝の気持ちをスケッチで描いている。 出所: Behavior Gap 30歳までに気付いておきたい、お金に関する15のウソ 私たちにとって20代は、お金に関する間違いに気づく時期です。しかし、30代間近になっても、お金にまつわるウソに騙されることがあります。本記事で紹介する15のウソに用心しましょう。
Libby Kane,Libertina Brandt,CFEI