佐賀県の6月定例県議会は21日に一般質問が行われ、こう着状態となっている九州新幹線・長崎ルートをめぐる国との幅広い協議について、山口知事は国に対し非公開での開催を呼びかける考えを示しました。 佐賀県の6月定例県議会は21日に一般質問が行われ、九州新幹線長崎ルートをめぐり去年2月以来開かれていない国と県との「幅広い協議」について議論を交わしました。 「事態打開のため一部非公開としてはどうか」という議員からの提案を受け山口知事は一部非公開での協議を国に提案する考えを示しました。 【山口知事】 「新しい、クローズドでやった方が意見交換できるんじゃないかと話があったのでそれであれば1回やってみたらと思った次第です」 九州新幹線長崎ルートをめぐっては、与党の検討委員会が沿線の自治体へ意見を聴く考えを示すなど、状況の打開へ向けた姿勢を示しており、今回の提案で国側との協議が再開するか注目されます。