ハットトリックを達成したバルセロナ・ラフィーニャはポーズを取る（AP）

＜UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）：バルセロナ4－1Bミュンヘン＞◇23日（日本時間24日）◇1次リーグ第3節◇バルセロナ 【写真】3失点目を喫し、肩を落とすバイエルン・ミュンヘンのDFダヨ・ウパメカノ 　バルセロナ（スペイン）が、ホームでのバイエルン・ミュンヘン（ドイツ）との名門対決に4－1と大勝した。勝利の立役者となったのが、ブラジル代表FWラフィーニャ（28）だった。 　試合開始から58秒で先制点を奪った。自陣でFWレバンドフスキがクサビのパスを受けると、敵陣へスルーパス。相手選手がカットできず、オープンスペースへ転がったボールをラフィーニャが拾って独走し、先制点を奪った。 　対するBミュンヘンも反撃。前半18分にFWニャブリが鋭いクロスボールを中央へ送ると、FWケインが右足のジャンピングボレーで鮮やかなゴールを決めた。1－1の振り出しに戻した。 　追いつかれたバルセロナは前半36分、右サイド低い位置からFWヤマルが前方へロングボールを送る。はね返そうとしたBミュンヘンDFキム・ミンジェがクリアできず、逆に後方へ落としてしまったところをMFフェルミン・ロペスが拾い、アプローチをかけた相手選手を浮き球でかわした。そのボールをフリーで受けたレバンドフスキがゴールに流し込み勝ち越しに成功した。 　さらに前半45分、ロングパスを受けたラフィーニャが左サイドからドリブルで持ち込み、利き足とは違う右足シュートを流し込み3点目を奪った。貴重な追加点が前半のうちに飛び出し、リードを広げた。 　そして後半11分、またしてもラフィーニャが輝いた。自陣から素早くMFペドリから右サイドのヤマルへパスが渡り、ゴール中央へのアーリークロス。ラフィーニャが胸でボールをコントロールし、そのままゴールに向かって走り、左足を振り抜いた。ボールは鋭くゴール右に決まり、ハットトリックを達成した。 　キャプテンマークを巻いたラフィーニャの活躍で強豪対決を4－1と制した。 　バルセロナは初戦で南野拓実の所属するモナコに敗れたが、2連勝で勝ち点6とし、10位に浮上した。Bミュンヘンは1勝2敗の勝ち点3で23位に沈んでいる。