「島守の塔」新人警察官たちが清掃活動 平和への誓い新たに
沖縄テレビ
6月23日の慰霊の日を前に新人警察官が沖縄戦で犠牲になった県職員を祀る島守の塔を清掃しました。 6月10日、糸満市摩文仁の島守の塔を訪れたのは、2024年4月から警察学校で学ぶ新人警察官31人です。新人警察官たちは慰霊塔に黙とうを捧げた後、刻銘板などについた汚れを拭いたり、落ち葉を拾ったりするなど清掃を行いました。島守の塔には沖縄戦で殉職した当時の島田叡県知事や荒井退造警察部長など県職員469人が祀られています。 ▽警察学校生 高江洲柚さん: 「私たちの大先輩である警察官の方々がどのような思いで県民に奉仕していたかということを改めて感じながら清掃活動を行いました。卒業後も一人一人に親身に寄り添える、頼りになる警察官になろうと思います」 新人警察官たちは、沖縄戦で命を落とした先人たちに思いを馳せ、平和への誓いを新たにしました。
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