オラクル、マレーシアに65億ドル投資へ-AI・クラウド施設に
(ブルームバーグ): ソフトウエアメーカーの米オラクルは、マレーシアに65億ドル(約9400億円)を投じてクラウドサービスセンターを建設する計画だ。世界的なテクノロジー企業の間で、東南アジアへの人工知能(AI)インフラへの大型投資が相次いでいる。
発表資料によれば、同社は法人顧客にサービスを提供するデータセンターネットワークを中心とするクラウドリージョンをマレーシアに設立する計画。これによりマレーシアの顧客は、生成AIの開発加速に利用できるエヌビディアの半導体にアクセスできるようになるという。
東南アジアは広大な土地と政府の支援、急速に成長する市場を背景に、クラウドサービスの拠点として急速に成長している。
オラクルはクラウドインフラ事業の世界的な拡大で、AI市場のシェア獲得を狙っている。同社はマレーシアでの建設計画の期間や詳細については明らかにしていない。
原題:Oracle to Invest $6.5 Billion in Malaysia AI, Cloud Services Hub(抜粋)
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Yuan Gao, Edwin Chan