土浦花火 弁当で盛り上げ 和洋中12種 地元食材ふんだん 茨城
11月2日に茨城県土浦市で開かれる第93回土浦全国花火競技大会で、今年も「土浦花火弁当」が販売される。レンコンや常陸牛といった地元食材を使って和食や中華料理、料亭弁当などの形で提供される。地元の飲食業者が製造し、昨年は1531個を売り上げた。今年の目標は2000個という。 花火弁当は「土浦市食のまちづくり検討委員会」(堀越雄二委員長)が企画。今回は喜作、霞月楼、さくらガーデン、鮨の旦兵衛、Dining moon No.385、小松屋、土浦飲食店組合の6事業1組合が参加する。 10日、市役所で開かれた試食会では安藤真理子市長と小林勉副市長らが出席。花火筒に見立てた共通の器に、各店が工夫を凝らしたこだわりの弁当が並んだ。堀越委員長は「土浦花火を盛り上げるためにスタートした花火弁当。今年も多くの人に土浦を楽しんでもらえれば」と笑顔で話した。 価格は1500円から4600円。和洋中それぞれに工夫を凝らした全12種類を提供する。購入は予約制で、詳細は市観光協会のホームページから。弁当は大会当日、桟敷席近くの引き渡し所で受け取る。問い合わせは同協会(電)029(824)2810。
茨城新聞社