【高校ラグビー】東海大大阪仰星、次戦は4強で21大会ぶり大阪勢対決 湯浅監督「敬意を持って」
<全国高校ラグビー大会:東海大大阪仰星17-12東福岡>◇準々決勝◇3日◇大阪・花園ラグビー場 【一覧】高校ラグビー勝ち上がり表 東海大大阪仰星が、前回準優勝の東福岡を1トライ差で振り切って、3大会ぶり11度目の4強入りを果たした。前半3分、1年生でNO8を務める米谷が先制トライ。前半の3トライで主導権を握った。後半は相手の反撃に5点差まで迫られたが、粘り強くリードを守って、接戦を制した。 「97回大会(17年度)の優勝が印象に残っていて、自分も仰星で優勝したくて、小学生の時から仰星に行きたかった」 米谷は、憧れのチームの一員として花園で躍動している。「ずっと目標にしていたのでうれしい」。この日は足首を痛めて途中交代となったが「自分のできることを徹底して、治したい。やりきるだけだと思うので、応援してくださっている人やノーメンバーの人たちに優勝を届けられるように最高の準備をしたい」と気合十分だ。 5日の準決勝では、常翔学園と対戦。湯浅大智監督(43)は「基礎基本が大事になるんじゃないですかね。敬意を持ってやりきりたい。一生懸命にやるしかない」と燃えた。【塚本光】