エレコム、脆弱性対策のファームウェアアップデート対象機種に「WRC-X1800GSH-B」など7製品を追加
エレコム株式会社は11月26日、同社製の複数のWi-Fiルーターに複数の脆弱性があるとして、情報を公開した。対象製品の脆弱性はいずれもファームウェアを最新にアップデートすることで対策できる。 当該の脆弱性は、いずれも2024年2月~8月に最初の情報が公開されており、新たに対象として次の7製品が追加された(カッコ内は脆弱性の影響を受けるファームウェアのバージョン)。脆弱性対策情報ポータルサイト「JVN」(Japan Vulnerability Notes)も、情報を更新している。 ・WRC-1167GST2(Ver.1.34以前) ・WRC-X1800GS2-B(Ver.1.18以前) ・WRC-X1800GSA-B(Ver.1.18以前) ・WRC-X1800GSH-B(Ver.1.18以前) ・WAB-M1775-PS(Ver.2.1.4以前) ・WAB-S1775(Ver.2.1.4以前) ・WAB-S733MI(Ver.1.3.2以前) このうち、WRC-1167GST2は、2月、3月、7月に初出の脆弱性の対象となっている(最新のファームウェアにアップデートすることで、すべて対策できる)。 WRC-X1800GS2-B、WRC-X1800GSA-B、WRC-X1800GSH-Bの3製品は、7月に初出の脆弱性の対象となっている。 WAB-M1775-PS、WAB-S1775、WAB-S733MIの3製品は、8月に初出の脆弱性の対象となっている。
INTERNET Watch,山田 貞幸
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