【J1広島】「街でユニホーム姿の人を見かけると、スタジアムができたことを実感する」。大迫敬介が噛み締めた新スタ効果
エディオンピースウイング広島初の国際試合に、日本代表GKとして選出された大迫敬介。「今回は広島での試合もあるので、ファン・サポーターの皆さんの前でプレーできるように頑張ります」と意気込む大迫が、試合日に感じた『新スタジアム効果』とは。(収録は2024年4月。全3回/2回目) 【写真】今季から大迫が受け継いだ背番号『1』。長く林卓人が背負っていた ◆GKの魅力をより伝えられるのも、新スタジアムの効果のひとつ ー新しいホームスタジアム・Eピースの雰囲気は、いかがですか。 「最高ですね。ピッチとスタンドとの距離が近いので、これまで以上にサンフレッチェファミリー(ファン・サポーター)の皆さんから応援されていると実感しています。もう慣れましたけど、開幕した頃は新鮮でした。試合中は集中しているので、ほとんどスタンドの声は聞こえませんが、ウォーミングアップのときは、よく聞こえます」 ー大迫選手はエディオンスタジアム広島(現ホットスタッフフィールド広島)時代の2021年に、ゴールの後方に設置した特別な座席からGK目線で試合を観戦してもらう『大迫敬介GKシート』を企画しました。当時は子どもたちを中心に招待していましたが、Eピースでは同様の座席がなくても、より多くの人にGKのプレーを近くで見てもらうことができます。 「すごくうれしいです。プロのプレーやシュートのスピードをスタンドで感じられるので、見ている人にGKの魅力を伝えることができれば、GKを好きになってくれたり、GKをやりたいと思ってくれる子どもたちも増えると思います。それも新スタジアムがもたらした効果の一つですね」 ー試合日はスタジアムだけでなく、周辺も多くの人でにぎわっています。 「試合日の朝に前泊したホテルの周りを散歩していると、紫のユニホーム姿の人を見かけるようになりました。大きく変わったところで、広島市の中心部にスタジアムができたことを実感しますね」
広島アスリートマガジン編集部