大学生が「あそびのリーダー」 子どもと一緒に運動
KNB北日本放送
富山大学できょう、大学生が「あそびのリーダー」となり、子どもと一緒に運動するイベントが開催されました。 3歳から5歳の幼児クラスでは親子20組が参加し、身体をくぐり抜けたり、飛び越えたりしてスキンシップをしながら運動を楽しみました。 「じゃんけん、じゃんけん、ぽん!」 小学生クラスには、1年生から6年生までおよそ30人が参加しました。 「よっしゃ、当ててやったぞ」 新聞紙を使って矢を作り的当てをするゲームや遠心力でビニール袋を高く投げる道具を作って遊びました。 このイベントは、富山大学と県教育委員会が共同で開催したもので、大学生と一緒に楽しく身体を動かすことで子どもの運動習慣を作ることを目指しています。 教員志望の学生30人が携わり、およそ1時間で行った4つの運動あそびは全て大学生が考えた独自のものです。 大学生3人「新しい運動あそびを皆さんとともにやりたいなというふうに強く願っています」 「運動嫌いをなくしたり、誰でも簡単に運動に取り組めるような兆しをもたらしたい」 「子どもの笑顔と親子の関わりとかたくさん見られて本当に嬉しかったです」 参加した子どもたちは・・・ 「いつもよりも楽しく遊べたから嬉しかった」 「友達といつもより長く遊べたからよかった」 「いつもよりたくさんの大学生が来てくれていっぱい遊べたから楽しかった」 子どもの運動あそびを見守った保護者は・・・ 「一人っ子なので、楽しそうで、なかなかこういう広いスペースで大学生の方と一緒に遊ぶ機会が本当にないので、とてもいい経験になったと思います」 「公園とかで遊べないので、こういう機会があるのは貴重ですし、いろんな学年がいるので、社交的な面が養えるのかなと」 澤聡美准教授「運動あそびを通しながら、身体を動かすのは楽しいなと、人と関わるのは楽しいなというようなことを感じてほしい」 富山大学では、来月もこうした運動あそびを行い、子どもの運動習慣を定着させたいとしています。