【早くも大きな話題】フィアット パンダの最終モデル「パンダクロス4×4」が見逃せない!200台限定で登場
フィアットのコンパクトSUV「パンダクロス4×4」が200台限定で登場した。「パンダクロス4×4」はこれまでも幾度となく限定車として登場しているが、常に人気モデルとなっており、なかなか手に入らないモデルとして知られている。しかも今回の限定車は、ツインエアエンジンの生産終了により、パンダの最終モデルとなることから、早くも大きな話題を呼んでいる。 【画像】フィアット パンダの最終モデル「パンダクロス4×4」を詳しく、写真を見る(全6枚)
Aセグメントのコンパクトカー「パンダ」の4輪駆動モデル
フィアット パンダは1980年に初代モデルが誕生したAセグメントのFFコンパクトカー。現行型は2013年に発売が開始された3世代目で、初代や2代目の思想を受け継ぎながら、安全性や低燃費、低エミッションなど、現代のクルマに求められる性能を追求したモデルとなっている。 街中でも扱いやすいコンパクトなボディサイズに、工夫を凝らした設計で使い勝手に優れた室内空間を実現。「実用性に裏打ちされた遊び心と洗練度を大切にするイタリアのプロダクトデザイン」は高く評価され、欧州市場を中心に人気は高く、フィアット500(チンクエチェント)のベースにもなっている。 パンダ4×4は、その名が示すとおり、パンダの4輪駆動モデル。現行の3代目では2014年9月に初めて限定車として登場。それ以来、SUVテイストの「クロス4×4」、スポーティな「ストリート4×4」など、さまざまな仕様の限定車として設定され、常に高い人気を博してきた。
専用の特別仕様でエクステリアもオフロードモデルらしい仕上がり
今回登場した限定車「クロス4×4」は、アウトドアシーンに溶け込むことを強く意識して設定されたモデル。0.9Lツインエアターボエンジンを搭載する「イージー」をべースに、4輪駆動システムと6速マニュアルトランスミッションが組み込まれている。 特別装備として、通常モデルよりも1インチ大きい15インチホイールとドライブモードセレクターを装備し、様々な路面や気象状況に応じた力強い走りを実現。専用のルーフレール、バンパー、モールディングで、エクステリアもオフロードモデルらしい仕上がりとなっている。 さらに、専用のオリジナルシート、前席シートヒーター、プライバシーガラス、フルオートエアコン、リアパーキングセンサー、オートライト、レインセンサーを装備し、快適性や機能面も向上させている。 ボディカラーは、アウトドアシーンに似合う、フォレスタグリーンとマエストログレーの2色を設定。各色100台限定で、車両価格はそれぞれ¥3,160,000(税込)となる。 ちなみに、2023年10月末でツインエアエンジンの生産が終了になったことにより、この限定車が現行パンダの最終モデルとなる。
■限定車「フィアット パンダクロス4×4」スペック 全長×全幅×全高 3,705×1,665×1,630mm ホイールベース 2,300mm 車両重量 1,150kg エンジン 直列2気筒SOHCマルチエアターボ横置 総排気量 875cc 最高出力 63kW(85PS)/5,500rpm 最大トルク 145Nm(14.8kgf・m)/1,900rpm トランスミッション 6速MT 駆動方式 4WD メーカー希望小売価格 ¥3,160,000(税込) 文/近藤暁史 写真提供/Stellantisジャパン
MonoMaxWeb編集部