【オートレース】森且行5戦未勝利も青山周平直伝のスタートに自信~伊勢崎G2稲妻賞
オートレーサーの森且行(50)=川口・25期=は9日、群馬県伊勢崎オートレース場で開催されたナイターG2「稲妻賞」最終日・第10レース「選抜戦」に出走。8車立ての6枠から発進して、スタートの飛び出しこそひと息だったが、道中はしぶとく、粘り強い追い足を繰り出して5着でゴールインした。勝ったのはマイペースの逃げでそのまま押し切った“オートレース界のエリザベス”こと高橋絵莉子だった。 今シリーズは5戦して8、3、2、5、5着。白星ゲットはならなかったが、大会ラストランのこの日はまずまずの足色を披露して、エンジン状態は確実に上昇していた。「そうだね!先の足が出てくれました。乗りやすかったし、これで手前と先の中間に足を持ってくることができたらいいよね。まあ、そこが難しいんだけれどね(苦笑い)」 7走前(5月25日)にフライングを喫してしまい、今シリーズは普段以上にスタートのタイミングに慎重にならねばいけない苦しい戦いになった。「次の開催ぐらいまでは用心しないとね。でもさっき、タイミングを攻めなくても出ていけるアドバイスを“エスワン”(全国ランクS級1位の青山周平)からしっかり教えてもらったからね! 次の開催でどうなるか楽しみです。何といってもエスワンの切り方を丸裸にしたわけだからね(笑い)」 最強チャンピオンから直伝されたスタート攻略法を生かして、次回(6月13日から16日の地元川口戦に出場予定)こそケガから復帰後初となるVを達成してください。今節も前検日から最終日までの6日間、本当におつかれさまでした。「もう、ダッシュで帰りますよ。あ~あっ、今回もマジで疲れたなあ~(やり切った表情で)」
報知新聞社