柔道の受け身を応用して子どもたちに「安全な転び方」や投げ技を教える体験会が、１８日、長浜市で開かれました。 長浜市の「きのもと認定こども園」で行われた教室は、柔道の受け身を応用して転倒した時にケガを防ぐ方法を学んでもらおうと開かれたもので、パリ五輪柔道で銀メダルを獲得した高市未来さんらが講師として招かれました。 園児たちは、後ろへ倒れた時に頭部を守るため、自分の腹部を見ながら両手で畳を力強くたたく方法や前へ転倒した時の受け身を練習しました。 この後、園児たちは高市さんから大外刈りを教えてもらって挑戦。高市さんら指導者を見事に投げていました。 高市さんはパリ五輪で獲得した銀メダルや身に着けた柔道着を持参し、園児は柔道着を着たり、メダルに触れたりして喜んでいました。 園児たちから手作りのメダルをプレゼントされた高市さんは「オリンピックのメダルと同じくらい、それ以上かもしれない、このメダルはとてもうれしい」などと話していました。