急な車のエンジントラブル、何をチェックする?些細な“始動手順のミス”で始動しない場合も…その原因や対処法
急に車のエンジンが動かなくなると、「どう対処したら良いのかわからない…」と慌ててしまいます。SOMPOダイレクト「おとなの自動車保険」の公式Xアカウント(@otona_insurance)が、そんな時に役立つ「車が動かなくなったときの対処法」について解説しています。 【写真】クルマに「ドアバイザー」は必要? 装着率が減っている「今どき」な理由
車が動かなくなったら確認すべき、3つのチェックポイント
車は多くの部品で構成されており、たった1ヵ所の故障でエンジンが動かなくなることもあります。また、些細な始動手順のミスで始動しない場合も。エンジンがかからなくなったら、まずは以下の点を確認しましょう。 ①燃料残量警告灯(エンプティランプ)が光っているかチェック 多くの車には、ダッシュボードに燃料計と給油を促す「燃料残量警告灯」が付いています。燃料残量警告灯が点灯している場合や燃料が残りわずかしかない状態では十分な燃料を供給できず、エンジンが始動できない場合があります。 ②エンジンがかかるかどうか再チェック 何らかのトラブルでエンジンが停止しても、しばらく時間をおくと再始動できる場合があります。その際は「セルモーターの動作状態」を確認しましょう。セルモーターが正常でもエンジンが掛からないのであれば「燃料系の異常」、セルモーターの回転が弱いようであれば「バッテリー上がりや劣化」が疑われます。セルモーターがまったく動かない場合は、バッテリーやセルモーターの故障、ヒューズ切れのほか、始動操作ミスも考えられます。 【よくある見落とし】 ・始動時にシフトポジションがP(パーキング)レンジに入っていない ・ブレーキやクラッチペダルがしっかりと踏まれていない ・ハンドルロックがかかっている ・スマートキーが電池切れしている ③バッテリーの状態をチェック エンジンを始動させるセルモーターが稼働するためには、バッテリーに十分な電力が蓄えられている必要があります。車内の電子機器が正常に動作していても、バッテリーに十分な電圧がなければエンジンが始動できず、バッテリーが上がっている状態に。その場合は、無理に自分で対処しようせず、ロードサービスを利用して復旧作業や修理工場で対応してもらいましょう。 ▽出典 ・SOMPOダイレクト「おとなの自動車保険」 公式X/雪道で急なトラブルでも慌てないために!車が動かなくなったときの対策や原因、解決方法 ・SOMPOダイレクト「おとなの自動車保険」 公式HP/車が動かなくなったらどうする?修理前に確認しておくべきポイントとは?
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