「暴れん坊将軍」、17年ぶり復活 松平健演じる徳川吉宗が帰ってくる 2025年1月4日放送、テレ朝系「新・暴れん坊将軍」
俳優の松平健(71)が主演を務め人気を博したテレビ朝日系時代劇「暴れん坊将軍」が17年ぶりに復活し、ドラマプレミアム「新・暴れん坊将軍」として2025年1月4日午後9時から放送されることが28日、分かった。同作としては、08年12月に放送された「テレビ朝日開局周年記念ドラマスペシャル」以来となり、ファン待望の〝上様〟が帰ってくる。
「暴れん坊将軍」は、松平演じる江戸幕府の八代将軍・徳川吉宗が、貧乏旗本の三男坊「新さん」こと徳田新之助として庶民の暮らしに紛れながら、江戸にはびこる悪を討つ痛快時代劇。1978年から2003年までのシリーズ12作のほか、「最終回スペシャル」(03年)、「春のスペシャル」(04年)、「―開局周年記念ドラマスペシャル」を合わせた放送回数は832回。同じ俳優が演じた単一ドラマとしては大川橋蔵さん主演の「銭形平次」(フジテレビ系)の888回に次ぐ長寿番組となる。
今作は、吉宗の治世となってから20年以上を経た江戸が舞台。オリジナルシリーズでは若き将軍だった吉宗もいよいよ還暦を控え、〝世継ぎ問題〟に直面することになる。後継問題に揺れる吉宗と江戸城内の人間模様、さらには城下町で起こる陰謀渦巻く難事件が描かれる。監督を「クローズZERO」シリーズなどの三池崇史監督が務め、脚本を21年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」などで知られる大森美香さんが担当する。 11月28日に誕生日を迎えた松平だが、吉宗役に抜てきされたのは23歳の時で、20代から70代まで約半世紀にわたって同じ役を演じ続けることになった。松平は「2024年に芸能生活50周年を迎えましたが、『暴れん坊将軍』、そして吉宗はそんな私の芸能生活とともに生き、〝俳優・松平健〟を育ててくれた、とても大切な存在です」と語る。それだけに今回のオファーは「この上なくうれしかったですね。ずっと復活を熱望していたので、実現することができて本当に感激しています」と喜んでいる。
中日スポーツ