ギャンブル依存症疑い1.7%…40代以上で最も多く 実態調査の結果公表
ギャンブル依存症などに関する実態調査の結果が公表され、依存症が疑われる人は40代以上で最も多くなっていることがわかりました。 独立行政法人国立病院機構久里浜医療センターが、去年11月からことし1月にかけて行った「娯楽と健康に関するアンケート」では、およそ8900人から有効な回答を得ています。過去1年のあいだにギャンブルの経験があると答えた人は男性では44.9%、女性では26.5%でした。 一方、過去1年においてギャンブル依存症が疑われる人は全体では1.7%で、そのうち男女の割合は男性は2.8%、女性は0.5%でした。年代別では40代が最も多くなっています。ギャンブルに使った金額は1か月あたりの中央値が6万円で、最もお金を使ったのはパチンコ、次いでパチスロとなっています。 また、インターネットを使ったギャンブルについては、新型コロナの感染拡大前と比較し増えたと回答した人が全体では3.6%、依存症が疑われる人では19.9%でした。