【韓国】コーロン、子会社の車素材事業を吸収合併
韓国化学素材大手のコーロンインダストリーは23日開いた取締役会で、子会社コーロングローテックの自動車素材・部品事業を吸収合併すると決定した。経営効率性を高めて、自動車インテリア素材の競争力確保を目指す。 コーロンインダストリーはグローテックの持ち分98%を有する筆頭株主。グローテックの自動車素材事業部を分割した後、2025年1~3月期をめどにコーロンインダストリーが吸収合併する計画だ。 グローテックの自動車素材事業部の24年上半期の売上高は4,043億6,700万ウォン(約440億円)で、グローテック全体の約82%を占める。カーシート生地の国内シェアは40%を超えている。 グローテックは韓国と中国、フィリピンなどに生産拠点を持つ。米国や中国、インドにも販売チャンネルを構築し、完成車と部品会社の供給網を確保している。