「子どもの頃は嫌いだった」農場2代目の女性が宿泊施設を開業 構想練って13年“農業×ホテルの宿”
夫の健一さんがサポート。 夫・健一さん: 「長い年月をかけて夢がかなったことはうれしいです。お客さんも大半、99%は妻に会いに来るので、妻がしっかりとお客さんと接して楽しい時間を過ごせればそれで十分かな」
オープンして3カ月。カフェは口コミで人気となり、多くの地元客が訪れています。 下條村から: 「野菜の味を感じられたので、すごくよかった。県外にいる友達が来た時にもつれてきたいな」 市内から: 「ニンジンとか菊芋とか甘くてとろとろで、すごくおいしかったです」
農園のりんごジュースの飲み比べ―。 市内から: 「おいしい。粒粒のリンゴジュースなんてあまり飲まないけどめっちゃおいしかったです、また飲みたいです」
殿倉由起子さん: 「お部屋は個室だけど水回りは共用になるので、ここがシャワールームになります」 カフェの営業が終わると宿泊者のチェックイン。 この日は市内の夫婦が宿泊しました。
キノコのソテーに、しめじとベーコンのトマトソースパスタ。 地元の食材をふんだんに使ったコース料理。 リンゴのシードルも―。
宿泊客: 「シメジ、みずみずしくてジューシーでおいしかったです。外から来る人にもすすめたいなと思いますし、地元の友人も誘いながら、また来たいな」
宿泊客: 「地元の食材のことも農家さんのことも知ってもらえるし、いい施設になってほしいな」
故郷を離れて気づいた農業と地元の魅力。 殿倉さんはそれらをこの宿から発信したいと考えています。 Cider Barn & more・殿倉由起子さん: 「この宿を通してその先にある農業のことや南信州、伊那谷のことをもっと知ってもらえるような、そんな場所になってほしいなと思っています」
長野放送