【動画解説】金曜日頃まで貴重な晴れ間か 来週後半に梅雨前線の北上の兆し
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現在は、梅雨前線が本州から離れた南の海上にありますが、来週後半には北上して、本州にしっかりとかかりそうです。 きょう5日(水)は、二十四節気の「芒種」で、稲や麦など穂の出る植物の種を蒔く頃とされていました。湿度も気温も上がっていく時期になります。
金曜日にかけては山沿いでにわか雨があるものの、晴れる所が多くなりそうです。週末から週明けにかけては、全国的に雨が降り、来週は再び晴れ間の出る所が多くなる見込みです。ただ、鹿児島などは週末から雨が続く見込みで、九州南部では梅雨入りの発表がありそうです。もしかすると、その他の地域も梅雨入りの発表があるかもしれません。
ただ、今週や来週中頃は梅雨前線が南にあり、本州にしっかりとかかるのは、来週後半の15日(土)頃になりそうです。今年も海水温が高いため、南海上から大量の水蒸気が前線に向かって流れ込み大雨になることが考えられます。梅雨の前半から大雨に警戒が必要になるかもしれません。早めの大雨対策をしておいても良さそうです。 (気象予報士・長谷部愛) 【お詫びと訂正】タイトルの曜日において脱字がございました。お詫びして訂正いたします。