美川憲一、コロッケのモノマネは「私がお願いしたんだもん」自ら提案、ご本人登場の演出も明かす
歌手美川憲一(78)が7日放送のカンテレ「おかべろ」(土曜午後2時28分=関西地区)に出演。再ブレークのきっかけになった出来事について語った。 【写真】美川憲一が「お願いした」人物 美川は1965年にデビューし、1966年の「柳ケ瀬ブルース」が大ヒット。立て続けにヒット曲を出して人気歌手となったが、その後低迷し、地方の温泉地に長期滞在して住み込みで歌うといった日々が続いた。 再ブレークのきっかけとなったのが、1990年放送の金鳥「タンスにゴン」のCM。「もっと端っこ歩きなさいよ」というセリフと、タレント・コロッケ(64)によるモノマネだった。 美川は「だから、ヒット曲じゃなくてキャラクターで…(復活した)」と苦笑。NON STYLE石田明(44)が、「結構(モノマネが)誇張してるじゃないですか。嫌じゃなかったですか?」と聞くと、美川は「私がお願いしたんだもん。『あんた、やんなさいよ』って」と明かした。 美川とコロッケはもともと親しく、「コロッケに『あんたね、ブルース・リーとか、ちあき(なおみ)さんの『おいでおいで』(夜へ急ぐ人)ばっかりだったら生き残れないわよ。あたしのモノマネやんなさいよ』って」と、自らコロッケにモノマネをするよう提案したという。 コロッケのモノマネが話題になると、2人はモノマネ番組で多数共演。「ご本人登場」としてサプライズで美川が現れ、モノマネにぶぜんとした表情をするのがおなじみだった。 ナインティナイン岡村隆史(54)が「美川さん、『ご本人登場』みたいなのをしたら、嫌そうな顔で出てたじゃないですか!」とツッコむと、美川は「演出よ」とニヤリ。 石田は「完全にだまされてました!」と驚きつつ、「確かに、『あんなに嫌そうな顔してるのに、よく一緒にテレビ出てるなあ』と思ってたんですよ」と笑いを誘っていた。