イラン核兵器研究施設を破壊か イスラエルが先月攻撃 米メディア
【イスタンブール時事】米ニュースサイト「アクシオス」は15日、イスラエルが10月下旬にイラン領内へ加えた攻撃で、首都テヘラン近郊パルチンにある稼働中の核兵器研究施設を破壊していたと報じた。 イランは核兵器開発の意図を否定しているが、核兵器起爆に必要な爆発物を設計する機材に打撃を与えたという。 アクシオスによれば、米・イスラエルの情報機関が今年になって、パルチンの施設で核兵器製造につながり得る極秘の研究活動が行われたことを察知。イラン政府内でも活動を把握していたのはごく少数だという。米当局者は「攻撃は、イスラエルが極秘事項に関してもイランの内情に通じていることを示すメッセージだ」と強調した。