Jリーグ移籍もある!? 来夏フリーになる海外日本人(2)2部でベンチ要員…。延長危うい? 大型MF
今季も世界各地で激戦が繰り広げられ、欧州をはじめとする各国のリーグ戦が中盤に差し掛かっている。その主役である選手の契約状況は常に注目の的だが、12月4日時点でまだ去就が不透明な選手も存在する。今回は、来季以降の契約が未定な日本人選手を紹介する。(成績は『Transfermarkt』を参照)
MF:橋本拳人(はしもと・けんと) 生年月日:1993年8月16日 所属クラブ:エイバル(スペイン) 2024/25リーグ戦成績:6試合0ゴール0アシスト 契約満了日:2025年6月30日 今年8月にSDウエスカからSDエイバルへと渡った橋本拳人。スペイン2部リーグ内の移籍を経て、今季はここまで6試合でピッチに立っている。 今のところ控えに回ることが多く、6試合の出場時間をすべてあわせても117分にとどまる。スタメン起用は10月19日に行われたCDミランデス戦のみで、かなり出番が限られているのが実情だ。 しかし、ウエスカでの活躍は特筆すべきで、2022/23シーズンにはボランチを主戦場としながらリーグ戦33試合、翌2023/24シーズンも31試合に出場した。データサイト『FotMob』によれば、2022/23シーズンの橋本は「90分あたりのタックル成功数」でチーム内1位、「90分あたりのインターセプト数」で2位の成績を残している。 スペイン紙『as』が10月に報じたところによると、エイバルの指揮官であるホセバ・エチェベリア氏も同選手に期待を寄せている。同氏は「拳人のレベルは高い。彼は自分の役割を完璧にこなせる。リーグ戦では怪我人や出場停止者が出ることもあるし、全員が必要だ」と述べ、その能力には信頼を置いているようだ。 エイバル公式によれば、橋本の契約は2025年6月までに設定されているが、一定条件をクリアすれば1年の延長オプションが付いているという。条件の詳細は明かされていないが、31歳のMFはどのような未来を歩むだろうか。
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