3番手となってしまったエンケティアは移籍すべき デ・ゼルビのマルセイユからオファーか
さらなるストライカー獲得の噂もある
新シーズンにプレミアリーグ制覇を狙うアーセナル。今夏の補強は今のところおとなしいが、ボローニャDFリッカルド・カラフィオーリの獲得に迫るなどスカッドを整えてくるはずだ。 放出候補となっている選手も何人かおり、昨季にベンチで長い時間を過ごした何人かは昨季のうちから放出が噂されていた。FWエディ・エンケティアもその1人だ。 昨季序盤は出場を重ね、イングランド代表招集も叶ったエンケティアだったが、シーズンが進むにつれて出場機会が減少。ライバルはガブリエウ・ジェズスだけでなく、シーズン後半はカイ・ハフェルツが最前線でファーストチョイスとなったため、結果的に3番手のストライカーとなってしまった。 英『Footmercato』によれば、そんなエンケティアにリーグ・アンのマルセイユからのオファーが届いているという。話し合いは進行中で、個人的な条件も含めた具体的なものになっているというが、英『football.london』はアカデミー育ちのエンケティアをそう安くは売らないだろうと指摘した。元マンチェスター・ユナイテッドのメイソン・グリーンウッドが2600万ポンドで移籍したばかりだが、間違いなくその金額よりも高い、かなりの移籍金を要求するだろうと伝えられている。 マルセイユは元ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ体制となり注目されているクラブで、攻撃的な同監督のサッカーなら技量のあるエンケティアは活きるかもしれない。 一方アーセナルは新たなストライカー獲得に動いていると言われ、噂にあがるヴィクトル・ギョケレシュなどがやってくればエンケティアの出番はさらに制限される。もう25歳と決して若くはなく、活躍できるクラブに移籍すべき時が来たのかもしれない。
構成/ザ・ワールド編集部