吉岡里帆、初の洋画吹替で猛勉強 プロ声優がクオリティーの高さ絶賛「驚きました」
一方の昴も「驚きましたよ」とその意見に同意すると、「お上手だというのは、録音スタッフの方もおっしゃっていましたし、期待してもらっていいよ。すごいから、というのは音響監督からも言われていました。お見事でした」と称賛してみせた。
そんな本作だが、吉岡は「台本を読んで泣くくらい感動しました」と振り返る。オプティマスプライムと宿敵メガトロンの友情、そしてその友情が崩壊していくさまが描かれるということに、昴も「宿敵だったこの二人が大親友で、仲がいいというのは新鮮じゃないですか? これはなかなか想像がつかなかったので、今までのイメージにあるメガトロンの雰囲気じゃなく、誰も観たことがない感じでできたらいいなと思いました。最初はちょっと破天荒なオプティマスに振り回されるメガトロンという構図から始まるんですが、それがあんなことになるなんて……全部言いたい!」とウズウズしている様子だった。
さらに吉岡が「こんなにしゃべっているビー(バンブルビーの愛称)を観たことがない。歴代で一番しゃべってるんじゃないかなと思うくらい」と語る通り、バンブルビーがしゃべりまくるというのも見どころとなる。「本当に良かったです」と語る良平も、「テレビアニメシリーズとかだと、支障なくしゃべってくれるというのも多かったんですけど、劇場版では早々に喉をとられちゃったので……しゃべってくれるだけでうれしいですね」としみじみ。「PVを観てくださった方はお分かりかと思いますが、2人に比べて出てないのに、しゃべってる量は負けてないんじゃないかと思うくらいしゃべって。収録が終わったあとは汗だくでしたね」と振り返った。(取材・文:壬生智裕)