倉科カナ×毎熊克哉×渡辺謙『TRUE COLORS』メインビジュアル公開 滝藤賢一らのコメントも
NHKプレミアムドラマ『TRUE COLORS(トゥルーカラーズ)』の放送開始日が2025年1月5日に決定し、メインビジュアルが公開された。 【写真】『TRUE COLORS(トゥルー カラーズ)』出演の滝藤賢一 本作は、プレミアムドラマ『グレースの履歴』を手がけた源孝志監督が、東京、天草、イタリアを舞台に描く大人のヒューマンラブストーリー。 東京でファッションフォトグラファー活躍するも、眼の難病を告知されてしまう立花海咲役を倉科カナ、海咲の故郷である天草で夢を諦めて漁師として働く幼なじみ・松浦晶太郎役を毎熊克哉、海咲の母の再婚相手であり絶縁状態の辻村多一郎役を渡辺謙が演じる。 高校卒業後に天草から上京し、ファッションフォト業界のトップフォトグラファーとして活躍している立花海咲(倉科カナ)は、イタリアのトップデザイナーからも厚い信頼を得て、その地位を確固たるものにしようとしていた。しかし、視力の低下が気になり精密検査を受けると、カメラマンとして致命傷となりかねない疾患を告げられる。仕事を休むことになった海咲は、18年ぶりに故郷に帰り、嫌悪感を抱き続けてきた継父・多一郎(渡辺謙)との遭遇から、過去の苦い記憶が蘇る。ますます気持ちの沈んでいく海咲だったが、高校時代の親友・晶太郎(毎熊克哉)との再会をきっかけに折れかけていた気持ちに光が差し始めていく。 公開されたメインビジュアルに写っているのは、天草の地で解逅を果たす海咲、晶太郎、多一郎。世界文化遺産でもある崎津の天主堂をバックに、集落の入江で撮影された。ビジュアルは、肉筆の題字も含めて、数々の国際的な広告賞を受賞しているアートディレクター・菱川勢一が制作した。 あわせて本作の主題歌が、原作の着想の起点にもなったという、1986年にリリースされたシンディ・ローパーの「True Colors」に決定した。 ファッション業界で活躍する海咲を取り巻く「東京編」のキャストからコメントが寄せられた。 滝藤賢一は、高級ファッション誌「Le Salon」編集長にして、海咲のパトロン的存在であり恋人の巻上伸哉役。名取裕子は、海咲の才能にほれ込み、公私共に彼女を支える実力派メイクアップアーティストの紀田ジュンコ役。要潤は、大学病院の眼科医で、海咲の主治医を担当する朝倉智之役。 そして、森永悠希は、海咲のアシスタントカメラマンであり良き後輩の藤島一平役。森田想は、クールで向上心の強い「Le Salon」編集部員・佐野麻衣子役。伊勢佳世は、海咲の実力は認めているものの、編集長との関係を苦々しく思っている「Le Salon」副編集長・塩沢美也子役。石橋蓮司は、海咲を愛情深く見守るカメラの師匠・木嶋作太郎役で出演する。 コメント ●滝藤賢一(巻上伸哉役) 『グレースの履歴』で、源組に初めて参加させていただきました。私にとって、何物にも代えがたい経験とは、あの3ヶ月だったように思います。 原作の素晴らしさ、ずば抜けた脚本、温かく優秀なスタッフの皆様、そして、なにより、言葉では言い尽くせない素敵な共演者の方々。S800と共に希久夫を生きることができたことは、私の財産です。俳優人生において、これほどの経験をさせていただけることがこの先何回あるのだろうと、感慨深く、そして、寂しくもありました。それが!なんと!こんなにも早く!ありがとうございます!幸せだなぁ。 今回の撮影もスタッフの方々に身を委ね、倉科カナさんはじめ、共演者の皆様と丁寧に積み重ねる毎日でした。私は東京だけでしたので、天草でどんなストーリーが待っているのか、楽しみでなりません。皆様とともに、トゥルー カラーズを堪能したいと思います! ●名取裕子(紀田ジュンコ役) モネもマチスもゴッホも、天才は大きな苦難を神から与えられます。主人公の海咲も[ 色彩のディーバ ]と呼ばれる才能あふれるカメラマンです。 彼女に降りかかった苦難を、故郷天草の自然や人々の清らかな優しさが癒し、成長させてくれるのを祈っている東京の母のような存在が今回の私の役どころです。 視聴者としても、源組の美しい映像とドラマから「人は絶望の淵からも再生できる生き物だ」という勇気を貰いたいと思います。 ●要潤(朝倉智之役) 今回私は、倉科さん演じる立花海咲に眼の難病を告知する、重大な役割を担う主治医を演じさせて頂きました。 人に病名を伝える難しさや、切なさは言葉に変え難いものがあります。 実際にそのシーンの撮影の時は、現場が緊張感に包まれ、医者の儚い気持ち、それに対する患者の悲しみを受け入れられない気持ちが錯綜していたのが思い出されます。 当たり前にあるものが、突然形を変えて違うものになった時、人は果たしてどのようにそれらと向き合い乗り越えて行けるのか? とても繊細で美しいドラマです。ご覧ください。 ●森永悠希(藤島一平役) 藤島一平役の森永悠希です。 久しぶりに源監督のもとでお仕事できたことが嬉しかったです。海咲さんと一平の会話は、淡々としている印象があるのですが、ちゃんと思いやりがあるというか。カメラマンと助手なんですけど、上下だけではない信頼しているからこその言い方だったり距離感だったりが素敵だなと思いながら演じることができました。 東京で主人公に関わる一人として、少しではありますが色を載せることができていたなら幸いです。 ●森田想(佐野麻衣子役) 佐野麻衣子ことサノマイちゃんを演じました、森田想です。憧れの雑誌編集部、洗練された服装を身に纏い働く、小さな夢が叶いました。初めましての先輩方は皆さん余すことなく素敵な雰囲気で物腰柔らかく接して下さり、その居心地の良さが嬉しかった気持ちが心に残っています。 源監督に面白がって頂けるよう、サノマイらしい愛嬌と達観した性格のバランスを楽しみつつ、物語として始まりの東京編を少しでも彩る存在であったら幸いです。 ●伊勢佳世(塩沢美也子役) このたび副編集長の塩沢美也子役を演じさせていただきました。源監督との現場は、本当に勉強になることばかりでした。私は東京編にしか出ておりませんが、台本の自分の登場シーンが終わったあとも、演じた塩沢の未来を想像したくなるような、そんな余韻も感じてしまう、すごく濃い時間の撮影でした。それから今回、ファッション系の副編集長という役どころで、普段なかなか着ないような衣装を着ることができたのも嬉しかったです。 きっと、いろんな事を考えさせられるドラマになるんじゃないかなと、私も今から放送を楽しみにしております。 是非、ご覧下さいませ! ●石橋蓮司(木嶋作太郎役) 自分が今まで、わかっていると 思っていた『色』 や『事』が 実は見誤っていた としたら と 不安な気持ちで 今回の作品に参加していた 源組は実に疲れるのである
リアルサウンド編集部