審判がペッパーミル注意 東北監督「ダメな理由を聞きたい」 センバツ
第95回記念選抜高校野球大会は18日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕して1回戦があり、東北(宮城)は1―3で山梨学院に敗れた。試合後、東北の佐藤洋監督は選手が試合中に見せたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表で流行している「ペッパーミル」(コショウひき)のパフォーマンスを審判から注意されたことに対し、「なんでこんなことで、子どもたちが楽しんでいる野球を大人が止めるのかなと。ダメな理由を聞きたい」と話した。主なコメントは次の通り。 【“本家”ヌートバーのペッパーミルはこちら】 ◇東北・佐藤洋監督「なぜ大人が」 (一回に先頭打者が相手の失策で出塁し、ペッパーミルのパフォーマンスをすると塁審から注意を受け)野球界が盛り上がっているのに、ストップがかかった。なんでこんなことで、子どもたちが楽しんでいる野球を大人が止めるのかなと。そこは嫌というか、変えた方がいいと思った。 日本中が盛り上がっているパフォーマンスも審判の方から注意された。私の方に火の粉が飛んできてもいいので、それは大反対。もう少し、子どもたちが自由に野球を楽しむという方向もちょっと考えてもらいたい。 (注意を受けて、何か選手に声をかけたか)いいんじゃないと。選手たちは「やっぱり言われました」とみんな笑っていた。じゃあ、やめるかと。 (どんなふうに注意を受けたのか)一塁審判がベンチまで来て、これは絶対ダメ、パフォーマンスはダメですと。日本中盛り上がっているし、ダメな理由を聞きたい。