利賀の特産で巻き寿司 初のコンテスト、龍谷高チーム優勝
南砺市利賀地域づくり協議会などの「巻き寿司(ずし)づくりコンテスト・巻いちゃえTOGAMURA」は30日、利賀国際キャンプ場グルメ館で行われ、大学生や住民の6チームが地元の食材を使った寿司を競った。利賀特産の食材を発信する初の試みで、特産「すすたけ」を使った高岡龍谷高調理科チームが優勝した。 高岡龍谷高のほか、富大料理サークルや利賀の地域おこしに協力する慶大「利賀プロジェクト」のメンバー、料理学校「総合カレッジSEO」(砺波市)、地元住民チームが参加した。 各チームは特産のイワナの薫製や赤カブの漬物、菊芋の酢漬けなどを組み合わせ、味付けに工夫を凝らした。田中幹夫市長や野原宏史協議会長らが審査した。 コンテスは「利賀プロジェクト」メンバーの中山拓哉さん(32)が社長を務める「ワクミエル」が企画した。審査では富大が2位、住民の「楽楽会」と総合カレッジSEOが3位に入った。