国山ハセンさん:対話力は「聞く」が7割
元々シャイだったハセンさん、対話で大切にしていることは「話す」よりも「聞く」こと(写真は本人提供)
――ハセンさんが意識する「スマートな話し方」について教えてください。 「スマートな話し方」とは、シンプルに話すことだと思います。足し引きでいうと、足しすぎないほうがいい。会話をしていて自分が話す番になると、きちんと伝えたいという一心でつい言葉が過剰になりますが、そこは引き算が効果的で、シンプルに話すことを意識する。「話す」よりむしろ「聞く」ということが大事だと思います。 アナウンサーという職業柄、僕は、「聞く」に7割、「話す」に3割のウエートを置いていました。「話す」となると、色々なボキャブラリーを駆使して長く話すことが格好いいと思われますが、実はそれと同じくらい「聞く」こと、自分の意見を足しすぎないことが大事だと考えてきました。
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