自民党「石破・森山」政権、歴史的大敗でも続投狙いで「森山更迭」?
選挙後、小泉進次郎選対委員長(左)は辞任を表明したが、森山裕幹事長(右)は続投に意欲を見せる[公示前に新たな公認候補者を発表する幹事長と選対委員長=自由民主党HPより]
石破総理「現状においては極めて厳しい状況だということは認識しております」 総選挙の投開票日の夜、午後10時から始まった各放送局とのリレーインタビューで自民党石破茂総裁は苦渋の表情を浮かべ、選挙の中間結果についてコメントした。 先週、筆者は自民党の単独過半数割れの可能性が高くなってきたとして、石破政権は同じく単独過半数割れに追い込まれた森喜朗内閣の時のように政権基盤が弱くなり「加藤の乱」(2000年秋に加藤紘一元自民党幹事長が、野党の提出した森内閣不信任案に同調しようとした党内政局)のような 政権を脅かす動きが生じる可能性 を指摘した。
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永田象山