MetaのAI活用+ECビジネス拡大に効果的なInstagramの「リール」活用ポイントを解説
なお、ASCは広告の配信対象から都道府県、指定マーケット地域、郵便番号をベースに特定地域の利用者を除外することが可能。ターゲット年齢のデフォルト設定「18~65歳」を、最低年齢25歳まで引き上げることができる。
┌────────── たとえば、ビールを販売する場合、20歳以上のみを対象に広告を配信する必要がある。AIにお任せするだけではなく、広告主が任意で設定できるようにした。(丸山氏) └──────────
> ■ ASC運用のコツ セットアップの面ではAIが多くをカバーできる仕組みになっている一方、「クリエイティブの重要度が増している」(丸山氏)と言う。 Metaは、「フォーマットをなるべく網羅することがリーチの最大化につながる」と指摘。それは、「利用者によって表示されやすいクリエイティブのフォーマットが異なる」「配信しているフォーマットが偏っていると、リーチする利用者にも偏りが生じる可能性がある」ためという。 ┌────────── Facebook、Instagramは利用者1人ひとりにパーソナライズされたコンテンツが表示される。そのため、事業者はそのことを意識することがとても重要になる。具体的には、動画が表示されやすい、カルーセルが表示されやすいなど、利用者1人ひとりで表示されるフォーマットが異なってくる。(丸山氏) └────────── FacebookやInstagramでは、利用者のクラスタによって表示されやすいクリエイティブフォーマットが異なっている。たとえば、「動画(16:9)に反応しやすい」「リンク(600×600)に反応しやすい」「カルーセルに反応しやすい」「動画(2:3)に反応しやすい」「動画(4:3)に反応しやすい」など、利用者のクラスタによって反応しやすいクリエイティブは変わるという。
そこで、Metaでは事業者に対して、フォーマットを網羅することを提案。リーチを最大化することが新規獲得などの近道だとしている。