中山美穂さん急死 拡散する臆測に音楽仲間が異論「夜まで翌日のライブに向けて準備していた」
FLYING KIDS・浜崎貴司は前夜午後7時までLINEでやり取り
俳優で歌手の中山美穂さん(享年54)の訃報から一夜明けた7日、関係者、ファン、芸能界の仲間たちは現実を受け止められずにいる。中山さんは6日午前、都内にある自宅の浴槽内で倒れているところを発見され、病院で死亡が確認された。死因は詳しく調べている状況で、通夜、葬儀・告別式の日程も決まっていないという。デビュー40周年の来年はドラマ出演が決まっており、中山さんは仕事への思いを残しての旅立ちとなった。 【写真】前夜までLINEでやり取り…中山美穂さんと音楽仲間の2ショット 関係者によると、中山さんは香取慎吾が主演する来年1月期のフジテレビ系連続ドラマ『日本一の最低男』に出演予定だった。他局でのドラマ出演も決まっていた他、4月6日の大阪公演を皮切りにした全国ツアー23公演の日程も発表されていた。文字通り、本人が記念イヤーを駆け抜ける準備を進めている状況で関係者も「いろいろと決まっていましたし、意欲的でした」と明かした。 一方でネット上では「酒を飲んで入浴し、ヒートショックになったのでは」など臆測が拡散した。この状況下、ロックバンド・FLYING KIDSの浜崎貴司が7日、Xを更新。中山さんが遺体で発見される前日5日の夜、LINEで中山さんとやり取りしていたことを明かした。 「中山美穂さんのニュースはちょっとまだ受け止めきれず、うまく言葉に出来ません。ただ、私と彼女は、一昨日(12/5)の夜19時頃まで、LINEでやりとりしていました。実は私は、12/1(日)にビルボード横浜で開催された、中山さんのライブに行く事になっていましたが、その日に少し熱が出て、急遽キャンセルしたのです。熱はその日にすぐ下がったのですが、私のツアーが今日からなので、わざわざ気を遣って一昨日『体調大丈夫ですか?』と彼女がメッセージをくれたのです」 そして、中山さんが体調管理に気を付けていたことを伝えた。 「それに対し、『もう大丈夫だよ』とか返事しながら、ライブ前の体調管理の難しさを二人で話し合いました。彼女は人に会うのを制限するほど体に気を遣っているとのことでした。その時の内容で、中山さんも今、ライブに集中してるんだな、と強く感じたのです。色々憶測が飛び交い、心の落ち着かない方が沢山いらっしゃると思いますが、とにかく前日の夜までごく普通に、翌日のライブに向けて準備していたようです。このことはお伝えしておくべきかと思い記しました。もう少し、自分の気持ちの整理がついたらまた書きます」 2019年、NHKホールで一緒に『幸せであるように』を歌った際の2ショットもアップ。最後に「とっても素敵な美穂ちゃん。本当にありがとう。言葉にならない気持ちが胸にいっぱいです」と言葉を並べた。
ENCOUNT編集部