「メイチカ」、全面改装 26年9月、テナント募集開始
名古屋交通開発機構(本社名古屋市)は17日、2023年3月末に営業休止した名古屋駅の地下街「メイチカ」を全面リニューアルし、2026年9月に開業すると発表した。これに伴い、17日からテナント募集を開始した。 面積は約1350平方メートルで、17区画を募集する。応募申込書を来年5月30日までに提出する必要がある。11月19日と、来年2月上旬ごろにテナント募集説明会も開く予定だ。 メイチカは1957年に開業したが、リニア中央新幹線計画に関連した駅前広場の整備など、名古屋駅地区の整備に協力。開業以来65年余りを経た23年3月にいったん営業を休止していた。 リニューアルに係る開発コンセプト策定等業務は、スペース・東急不動産SCマネジメント共同事業体が受託。17日から公募型テナントリーシングを開始した。プロジェクトの代表企業は空間づくりを手掛けるスペース(本社東京都)が務め、開発コンセプトや商業環境デザインの策定を担当。テナントリーシングは東急不動産SCマネジメント(本社東京都)が担う。飲食や物販などゾーンごとのテーマに沿ったテナントを誘致する。