テツandトモ、日本栄養士会のイベントで「栄養の日」に合わせた新ネタを披露/「栄養の日・栄養週間 2024 市民公開講座」
日本栄養士会は7月31日、「栄養の日・栄養週間 2024 市民公開講座」イベントを都内で開催した。対面式での開催は4年ぶりで、ゲストにお笑いコンビのテツandトモを迎えた。栄養の専門家たちとテツandトモの楽しいトークを通じて、食と栄養に関する知識の底上げを図った。 会場に姿を見せたテツandトモは、持ちネタ「なんでだろう」のメロディーで、「梅干しを見ただけで、だ液が出てくるのはなんでだろう」など食への疑問を詰め込んだ歌ネタを披露した。その問いに、テツさんは「梅干しを見ると顔がすぼむ。体には、だ液の袋があり、顔の動きに合わせてぎゅっと縮まる。だ液もぎゅっと出る」と珍回答。解説役を務めた日本栄養士会の中田智子さんは「正解は、過去の記憶による情景反射だ。梅干しを食べたことがない人は、だ液が出ない。歯が酸で溶けないように、すっぱいものを見た瞬間に、口が準備し始めている」と説明した。 イベントの最後に、中村丁次会長は、テツandトモの2人に「栄養の日・栄養週間2024」PR大使への任命状を手渡した。テツさんは「普段、栄養のことを考える日はない。食べ物から元気をもらって素晴らしい生活が送れるようにPRしていく」と力を込めた。トモさんは「栄養週間の1週間だけ、考えて行動するのではなく、人生を通してしっかりと栄養をとることが大切だ。僕たちも栄養のことを考えていきたい。皆さんにも普段から考えていただきたい」とメッセージを送った。
食品産業新聞社