〔東京株式〕安値もみ合い=内需株が下支え(27日後場中盤)
(13時56分)日経平均株価は安値もみ合い。「トランプ関税」を嫌気した売りが出て、輸出関連株が下落し、日経平均を押し下げている。ただ、海外情勢の影響を受けにくい内需株は堅調。値がさ半導体株の上昇も目立ち、下値は堅い。 (後場寄り)午後の日経平均株価は前日比291円39銭安の3万8150円61銭と下げ幅を拡大して始まった。引き続き円高を嫌気した売りが出ている。 (前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比276円15銭安の3万8165円85銭と続落。東証株価指数(TOPIX)は22.97ポイント安の2666.58。前日に続きトランプ次期米大統領の関税引き上げ策を警戒した売りが出ている中、為替が円高・ドル安方向に振れ、自動車など輸出関連株に逆風となった。 86%の銘柄が値下がりし、12%が値上がりした。出来高は9億5019万株、売買代金は2兆1250億円。 業種別株価指数(33業種)は非鉄金属、輸送用機器、海運業などの下落率が大きかった。上昇は医薬品、その他製品、サービス業など。 【スタンダード】スタンダードTOP20は軟調。出来高は1億7044万株。 【グロース】グロース250は下落。グロースCoreは堅調。 (10時13分)日経平均株価は、弱含みもみ合い。値下がり銘柄数はプライム市場全体の8割近くを占めており、半導体関連や自動車株の下落が株価を押し下げている。26日にトランプ次期米大統領が中国やカナダ、メキシコからの輸入品に追加関税を課すと表明したことに加え、27日の日本株取引時間に入り、為替市場でドル安・円高が急速に進んでいることも輸出関連銘柄の重しとなっている。 (寄り付き)日経平均株価は前日比114円14銭安の3万8327円86銭と下落して始まった。為替が円高に振れていることが株式市場の重しになっている。