広島・森翔平 逆転の同郷・石破新総裁に続く!1日先発 大逆転CSへ「我慢して先に点を与えない」
1日・DeNA戦(横浜スタジアム)に先発する広島・森翔平投手(26)が9月30日、全力投球を貫いて新総裁のように勝ち切ることを誓った。この日、マツダスタジアムで調整した左腕は自民党の石破茂新総裁と同じ鳥取県出身。「石破茂と言われれば鳥取の人、という印象はずっとあります」と、鳥取=石破というイメージは持ち続けているという。 石破氏は27日に行われた自民党総裁選で決選投票を制し、第28代総裁に選出された。5度目の総裁選挑戦で待望の勝利をつかみ、第102代首相に指名される見通しとなっている。森は自身の幼少期を思い返し「石破さんの選挙カーが、家の前をよく通っていた」と懐かしんだ。 地元に明るいニュースが届いた中、自身としては広島ファンを笑顔にさせる役目がある。逆転CSへ、負けられない直接対決。「全部、大事な試合。一球一球、打者一人一人、全力でいくだけ」と序盤から余すことなく力を振り絞っていく。 前回23日・中日戦は、六回2死一塁で石川昂に先制の適時二塁打を浴びて0-1でチームは敗れた。“負け完投”となったものの、8回1失点の好投は堂々たるものだった。「三者凡退だったり、いいリズムで守備から攻撃につなげていければいい。粘って、何とか我慢して先に点を与えないように」。ジャンルは違えど同郷の偉大な先輩のように、負けられない戦いで勝利をつかむ。