ユニクロにオーケー…「銀座のいま」日本人の消費傾向にも変化が。
まとめにかえて
一昔前、銀座に対して“銀座ならでは”の気品や格式の高さを感じる人が多くいました。 現代においても銀座には「大人の世界」や「上質な空間」がひっそりと残っているものの、エリア全体で見るとにぎやかで、ゆったりと街ぶらしたいという人には少々不向きかもしれません。 そうした背景には消費者のものに対する価値観の変化や、リーズナブルな価格帯の商品やサービスの普及などがあります。 とはいえ、銀座で商いを長く営む店主が提供する商品やサービスはまさに「職人技」であり、人を感動させるものであることがほとんどです。 また、銀座に本店を構えるブランドの多くが、高い品質の商品を提供しており、接客やアフターサービスは素晴らしいものとなっています。 そうしたお店やブランド特有の良さに関心を示さない人が増えつつある現代、日本にはどのような商品やサービスが残るのでしょうか。
参考資料
・SMBC「30 代・40 代の金銭感覚についての意識調査 2019」 ・消費者庁「令和4年版【特集】 変わる若者の消費と持続可能な社会に向けた取組~18歳から大人の新しい時代へ~」
西田 梨紗