民進党・蓮舫代表が定例会見3月30日(全文1)森友、天下り問題幕引きに異議
予算委の集中審議は今後も必要だと考えるのか
共同通信:共同通信の〓トヨ** 00:09:53〓です。予算委の集中審議についてなんですけれども、与党側が天下りの集中を拒否、あまり前向きではないということなんですけれども、森友問題ですとか天下りの幕引きを狙っているというふうにみられるんですけれども、民進党としての考えと、あと予算委とか決算委の集中審議が今後も必要だと考えるかどうかをお願いします。 蓮舫:政府にとって都合の悪いことはもうこれで終わりだと、幕引きをする姿勢には断固として異議を唱えます。森友の問題も、あるいは天下りの問題も、これは国民の極めて関心の高い事項であります。しかもその案件としては国有地の払い下げ、あるいは文科省が省庁を挙げて違法な再就職をあっせんしていたという事実でありますので、やはりこれは集中を、予算委員会で開いていただいて国民の前でしっかり立法府としての役割を果たすことが大事だと思っています。与党がこれを拒否するというのは実際に予算委員会開かれているときに天下りの調査は今から行いますからということで、結果が出たときには集中を開いてくださいという筆頭間での約束がありました。これは衆議院でも参議院でもです。 ですから、このことをほごにするというのであれば、その理由も堂々と語っていただきたいとも思いますが、まずは予算委員会の集中審議を開いて天下り調査の結果を受けて何が事実で何が問題で、どういうふうに改善策を講じたのかをしっかり明らかにしていただきたいと強く、これも引き続き要請をします。 司会:はい、その他、いかがですか。〓カ** 00:11:33〓さん。
日本が核兵器禁止条約に参加しないことについて
記者1:〓ウィ****カ* 00:11:39〓です。蓮舫さんがいろいろ言われたことはまったく私はそのとおりだと思うんですけども、やっぱり数の力でなんでもできるんだっていう感じでぐいぐい押していって、ただそれに対してうまく対抗できないことに対しての少なからぬ国民がじれったさを感じているんじゃないかと思うんですね。何から手を付けていいかっていう順番があると思うんですが、まず優先順位ですね。いろんなものがあるんだけどもその優先順位をどう考えてるかっていうことを教えていただきたいなと。 あとこれは具体的な質問なんですが、やっぱり今、国際的な問題では核兵器禁止条約、唯一の被爆国の日本がこれに参加しない、これで核保有国が参加しないからっていうんでまったく核保有国側についてしまったことについては内外、外国からもいろんな批判があります。これについて、どのように効果的にこれに対抗していくかっていうことで何かご所見があれば。この2点、お願いします。 蓮舫:優先順位は明らかです。現段階においてはまさに今夕に文科省から天下りの調査が出ますので、衆参の予算委員会で天下り調査結果を受けた集中審議を開く。同時に安倍昭恵さんの国会への招致、これを行って事実を明らかにしていきたい。それ以外にも同時進行でやらなければいけないことはありますが、それは通常の国会の活動として行っているところであります。 ご指摘の核兵器禁止条約について、わが国が参加をしないと表明したことは極めて遺憾です。特に国連で、被爆された方がスピーチをされた。これはやはりとてもとても尊くて重い言葉だったと、私も一部ですけれども拝聴させていただきそのように思いました。去年のオバマ大統領の広島の訪問も受けて、やっぱり私たちは唯一の被爆国として核兵器なき世界を求める、その橋渡しの役を担う、その責任を有しているという立場だったと去年までは政府もそうだったと私たちは承知していますので、どこで変わられたのか。なぜ変わられたのか。やはりその部分は納得ができないものがありますので、このことはまた国会の中でもきっちりやり取りはさせていただこうと思います。 司会:NHKさん、どうぞ。 【連載】民進党蓮舫代表が定例会見2017年3月30日 全文2へ続く