【エルメスの特別な黒】身に着けるだけで、とびきりリュクス!
エルメスの新作「ケリー」の回転式のとめ具をデザインポイントにしたウォレットバッグ、ブラック小物&シルバージュエリーの大人のリュクスなアイテムをご紹介。 【写真】女性の憧れ「エルメス」特集
ブラックとシルバーを予定調和で終わらせない、贅沢な大人のたくらみ
黒小物×シルバージュエリーもクールなだけに終わらせず、とびきりリュクスにしてこなれたムードへと高めてくれるのがエルメスのパワー。ヘリテージレザーを使用した長方形のバッグ「フォンズベル」が、重厚感のあるチェーンをダイナミックに配したデザインで今季再登場。シルバーのミニバッグは、「シェーヌ・ダンクル」のチェーンが固まってしまったかのようなデザインにエルメスならではの遊び心を感じて。 頭に巻いたカレ90「ブリッド・ドゥ・ガラ」(90×90㎝)¥78,100・黒のバッグ「フォンズベル」(H16×W23.5×D4.5㎝)¥2,915,000・首から下げたシルバーのバッグ、サックビジュー「シェーヌ・ダンクル」(SV)¥6,094,000・ピアス「シェーヌ・ダンクル・アンシェネ」(SV)¥148,500・ネックレス「ケリー・シェーヌ」(SV)¥856,900・靴「ホーリー」(ヒール10.5㎝)¥212,300/エルメスジャポン(エルメス) ジャケット¥148,500/ポステレガント ワンピース¥30,800/ショールーム セッション(アダワス)
ウィットに富んだハイブリッドデザインに辛口の黒が調和して
20世紀初期に誕生したバッグ「ケリー」は、素材やモチーフの再解釈を繰り返し、常に新しい世界を広げている。今シーズンの新作は、「ケリー」のアイコン、回転式のとめ具の「トゥレ」をデザインポイントにしたウォレットバッグ。スクエアなフォルムに深いブラックがモダンに映える。3つのコンパートメントに整理することで、スマートフォンやカードケース、イヤホンなど必要なものにすぐ手が届く仕組みが実に現代的。ストラップの向きをつけ替えると、縦・横の両方向に着用できる。今の時代のニーズをとらえた実用性を備え、荷物を取り出す日常の仕草をスマートに――そんな「用の美」が宿るのもメゾンの神髄。 ウォレットバッグ「ケリー・マルチポケット」トゥー・ゴー(H16×W11×D5㎝)¥1,430,000/エルメスジャポン(エルメス)
撮影/生田昌士(hannah) ヘア/KOTARO メイク/津田雅世(mod’s hair) スタイリスト/青木千加子 モデル/絵美里 取材・原文/三尋木奈保 ※略号は次のとおり。H=高さ、W=幅、D=マチ、SV=シルバー。また、靴のヒール高は実寸で、編集部調べ。 ※エクラ2024年4月号掲載