<青の球春・’24センバツ・山梨学院>選手紹介/8 /山梨
◇「指揮官目線」で判断 手塚悠槙内野手(2年) 昨年6月ごろ、先輩三塁コーチに誘われて、秋の大会から三塁コーチを務めている。日々の練習では、監督や部長の指導をメモして、練習後にまとめノートを作る。試合の場面ごとに必要なことを覚えて「指揮官目線」で考え、試合の攻撃時の瞬間的な判断力を培っている。入学当初は食が細かったが、今では仲間と差はなく、すぐおなかがすくという。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち この冬は体を大きくしたいと、自主練習でウエートトレーニングや素振りに力を入れた。遊撃手として肩に自信がある。センバツでは「選手としてもグラウンドに立ちたい」と話す。川崎市出身。 ◇切れ味増す変化球 山下成梧投手(2年) 変化球で抑えるタイプと自己分析する。昨夏の県大会2回戦で2イニング登板したが、秋の公式戦では出番が回って来なかった。この冬は、下半身強化のためのウエートトレーニングやタイヤ押しのダッシュに取り組んだ。カットボールなど変化球の切れがよくなり、直球の威力も出てきたと自信をつけた。 野球以外の趣味はサイクリング。小2の時に父親と2人で琵琶湖岸を一周した。瀬戸内海の「しまなみ海道」を自転車で走ってみたいと話すが、今は甲子園のマウンドに立つことを目指す。 4人兄妹の長男。岐阜県出身。=随時掲載