藤崎マーケット・トキ 営業でシスターが前説の仰天展開「主イエスは仰いました」客席も全員修道女
お笑いコンビ・藤崎マーケットのトキが10日、Xを更新。全29投稿の大長編で「客席1000人全員が修道服を着たシスターだった話」を披露した。 トキは「長年、この仕事を続けていれば、思いもよらぬ場面に出くわす事がある。こないだ向かった営業先での話である」と切り出し、合計29回の投稿となる長編を展開する。 学園祭のゲストとして呼ばれ、「難波からバスでおよそ2時間程、或る市民会館のような所でバスは停車する」と、会場に到着。かなり大きな市民会館だったといい「おそらく1000人程は集客できるなと目算」。そこで藤崎マーケットはトップバッターで10分のネタを披露することになっていた。 準備を整え、早めに舞台袖に。「客席がどのような感じであるのか、この目でみておきたい為である」というが、今回の会場は幕で遮られて客席が見えず。すると舞台袖に客席を映すモニターを発見しそれをのぞいてみたところ「驚愕のあまり放心状態」となってしまったという。 「そのモニターに映し出されたのはとんでもない映像であった」といい「千人全員が修道女。客席全てがシスターであった」と、思いも寄らぬ光景に「脳が追いついていない」という状態に。ここでようやくマネジャーが「ここの学校、シスター系の学校らしいですわ」と言い出し「シスター『系』とは何だろうか、系とは。しっかりシスターではないか」とあ然となる。 だが驚きはここで終わらない。背後から「御歳はおそらく50過ぎといった」シスターが、おっとりした口調で「マエセツしましょうか?」と言って来たというのだ。「どうやら私の聞き間違いだろう。シスターは前説などしない」と振り切ったものの、再び「前説ですよ」と言って来たことから「前説とは、あの前説でしょうか?」と聞いてしまったという。 シスターは「では行ってきますね」と行って舞台上へ。トキは「あまりに突然のことで、自分の身に何が起こったのか、理解ができなかった」とボー然。シスターが登場すると、騒々しかった客席が一瞬で静まった。そして始まった前説にトキは耳を疑う。「笑いというのは美しい、慈愛と聖霊の偽りない愛であり、心の解放となり得ます。主イエスは仰いました。心の清い人は幸であると。神のご加護あらんことを。藤崎マーケットです!」。 その直後に藤崎マーケットは舞台へ「放り出された」といい「人生であの日が一番スベった」と結んでいた。