ノスタルジック感満点! 日産・自動車大学校の学生が製作したカスタマイズカーを東京オートサロンに出展
もしも、Zベースのスポーツワゴンがあったら
【出展概要②】「Z Lealia」日産京都自動車大学校 「Z Lealia」は“家族と歩むスポーツワゴン”をコンセプトとし、刺激と日常を合わせ持ったクルマを目指して企画された。 スポーツカーが好きで「フェアレディZ」に憧れるお父さんに、家族一緒にスポーツカーでドライブを楽しんでもらいたいという学生たちの願いが込められている。 車名のLealia(リーリア)とは、英語の「Lead(率いる)」とラテン語の「Familia(家族)」から組み合わせた造語だ。 ベース車両はM35型ステージアだが、同車が持つスクエアなデザインを一新。最新のRZ34型フェアレディZのような流麗なデザインを実現するために、リアまわりはフェンダーやルーフを一部切断し、日産リーフのリア部分を丸ごと取り付けて溶接した。 さらにリアフェンダーをワイド化することで、フェアレディZらしい筋肉質で迫力のあるリアフェンダーを再現している。 ボディカラーは、RZ34 フェアレディZ発表当時のイメージカラー「イカヅチイエロー」を採用した。
もしも11マキシマがもっとイカつく生まれ変わったら
【出展概要③】「ブルーバード・極」 日産愛知自動車大学校 日産愛知自動車大学校は、4月から学んできた板金・塗装の技術を駆使し、この車両を製作した。製作期間は2.5カ月と短いが、学生ならではのユニークな発想が詰め込まれた力作となっている。 ベース車両は36年前に販売していたPU11型ブルーバードの最上級モデル「ブルーバード マキシマ」。センターピラーレスを採用した4ドアハードトップボディを採用し、高級感と広い室内空間で当時非常に人気があったモデルだ。 「ブルーバード・極」のコンセプトは、“ラグジュアリー&スポーツ”で、学生たちと同世代のクルマ好きの若者をターゲットに企画した。 20代前半で、クルマが好き、ドライブが好き、そしてそんな仲間たちと一緒に盛り上がる時間が好き。仲間たちと楽しい時間を過ごすシーンを想像し、豪華でスポーティーに走る、まさに自分の愛車をつくるという熱意を込めている。 ちなみに車名の由来は、日産のDNAを持つ学生たちがクルマの楽しさを表現し、外装、内装、走りにおいて、すべてを極めたいという決意から。 ボディカラーは海や青空を想起させる「オーロラフレアブルーパール」を採用し、若者向けらしく、活動的で若々しい雰囲気を表現した。
Webモーターマガジン編集部