【ロッテ】鈴木昭汰、プロを志した思い出の東京Dで22戦連続の防御率0・00キープ「特別な球場なので抑えられてよかった」
◆日本生命セ・パ交流戦 巨人7―4ロッテ(6日・東京ドーム) ロッテの鈴木昭汰投手が、プロを志した東京ドームの巨人戦初登板を無失点で切り抜け、開幕から22戦連続の防御率0・00をキープした。5番手で8回のマウンドに上がると、先頭から2者連続三振。最後は門脇を三ゴロに打ち取り、3者凡退にしてみせた。今季絶好調の左腕は「久々に少し登板が少し空いた。そんなに特に意識は勝ってる場面でも、負けてる場面でも変わらなかった。(東京ドームは)特別な球場なので、何より抑えられてよかったと思います」と感慨深げだった。 茨城・土浦市出身で、幼い頃から巨人ファンだった。東京ドームには小学生時代に訪れ、外野席で巨人戦を観戦。「生で見ると違うじゃないですか。すごくかっこいいなと思った」。以降は夢がプロ野球選手になった。頼れるロッテのリリーバーに成長した鈴木はこの日、「ちっちゃい頃にここで野球を見て、プロになりたいと思ったことで、今こうやって自分が投げている。ワクワク感というか、この気持ちはこれから多分どんだけ投げても変わらないと思いますね」と笑顔。鈴木にとっては特別な一戦を終え、表情には充実感がにじんでいた。
報知新聞社