「52-52」の大谷翔平「意識したら伸びていかないので、無心で頑張りたい」 記録はどこまで伸びる?に
「ドジャース6-4ロッキーズ」(20日、ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平選手が「1番・指名打者」でフル出場。2戦連発となる逆転の52号2ランを放つなど、2戦連続の3安打2打点。七回には52個目の盗塁を決め、前人未到の記録を「52-52」へと伸ばした。 【動画】勢い止まらん!確信立ちの52号弾にスタンド大熱狂!!ボール争奪戦も凄まじい 最初の打席でスタンド全体からスタンディングオベーションを送られたことについて、「素晴らしかった。うれしかったし、感激しました。初めてのシーズンでこういうことをやってもらえるだけで幸せだな」とファンへ感謝した。 地区優勝へマジック5と迫ったが、「地区首位でいくんだという気持ちはみんな持っていると思いますし、直接対決が控えてますけど、それまでにしっかり勝ちたい」と話した。 これで「52-52」となり、どこまで伸ばせるかを問われると、「いいアットバット続けて。意識したら伸びていかないもんだと思うので、無心で自分の役割がしっかりできるように頑張りたい」と強調した。 前日「50-50」を達成した大谷は、初回こそ空振り三振に倒れたものの、三回の第3打席では、中前打。1点を追う五回の打席で2戦連発となる52号逆転2ランを放った。センターへ飛距離129メートルの豪快弾で本拠地を熱狂させた。七回には一塁線への当たりで、快足を飛ばして内野安打とすると、すかさず52個目となる盗塁をマークした。